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 鈴木央さんの漫画「七つの大罪」第37巻は、2019年6月に発売されています。
 前巻では、<四大天使>マエルが味方についたことで<原初の魔神>を倒したものの、戒禁を取り込んだメリオダスの身体を魔神王が乗っ取ってしまいました。絶大な力を見せつける魔神王ですが煉獄から戻ったバンが対等に渡り合い、更に煉獄から戻ったメリオダスの感情が精神世界で魔神王と戦います。しかしエリザベスを殺したという魔神王の嘘にメリオダスが絶望し、メリオダスが大ピンチに。そこへ仲間達が駆け付けてメリオダスに声援を送る、こんないかにも最終回近い雰囲気で前巻は終わっています。
 それでは以下、鈴木央さんの「七つの大罪」第37巻のあらすじを記載します。ネタバレ注意です。

 メリオダス及び魔神王が戦う精神世界に、エリザベス、マーリン、エスカノール、ゴウセル、キング及びディアンヌが現れ、絶望に落ちようとしていたメリオダスを励まします。これでメリオダスは完全復活し、魔神王を超える力を発揮します。
 現実世界でバンと戦っている魔神王は、ゴウセルの術で精神世界へやってきているエリザベス達の本体を攻撃しようとしますが、<四大天使>リュドシエル及びマエルがエリザベス達を守ります。魔神王は「嘆息の賢人」という魔神を生み出し、「嘆息の賢人」が吐き出した魔力は辺りを破壊し巨大な炎で包みます。リュドシエルは結界を作ってエリザベス達を守りますが、寄り代のないリュドシエルは徐々に崩壊していっていました。バンが「嘆息の賢人」を止めようとしますが、魔神王がそれを阻みます。そのとき、何者かが「嘆息の賢人」に剣を突き刺し、倒します。ゼルドリスでした。
 ゼルドリスは、父である魔神王に、自分とゼルダとの仲を知りながら吸血鬼一族の処刑を命じたのかを問います。魔神王は、弱さという病から息子を救おうとした親心だと答えます。魔神王は、「刹那の隠者」という魔神を生み出し、ゼルドリスに差し向けます。
 精神世界では、メリオダスが闇を凝縮した無数の塊で魔神王を攻撃し、ダメージを与えていました。これはドルイドの修練窟でメリオダスがあみ出した技でした。メリオダスは、もう大丈夫だからバンを助けてやってくれと仲間達に言います。仲間達はメリオダスにそれぞれ応援の声をかけて、現実世界へと戻って行きます。
 現実世界では、バンが魔神王と戦い、ゼルドリスが「刹那の隠者」と戦っていました。ゼルドリスは、「凶星雲」で「刹那の隠者」を倒しますが、魔神王の放った魔力攻撃で深手を負います。ゼルドリスは、これまで「魔神王」の魔力で敵の魔力攻撃を無効化していましたが、魔神王はこの魔力をゼルドリスから取り上げていました。ゼルドリスは、大切な存在のために世界を敵に回す覚悟を持つことが出来た兄メリオダスを認め、メリオダスに世界を変える事を任せて、倒れます。
 精神世界では、メリオダスが「トリリオン・ダーク」の技で魔神王を倒します。すると、バンと戦っていた現実世界の魔神王は、突然にバンを無視して滅茶苦茶に飛び回り始めます。精神世界から戻ってきたマーリンは、魔神王が断末魔にメリオダスを道連れにしようとしていると判断し、メリオダスの身体から魔神王を追い出すよう皆に指示します。エリザベスの「聖棺」、マーリンの「完璧なる立方体」、キングの「花粒園」を合体させた合技「三層牢獄」で魔神王を捕らえます。これを破壊して脱出した魔神王をホークが最終奥義「肉の目隠し」で動きを止め、ディアンヌが「金剛塔」で魔神王を空高くへ持ち上げます。最後はバンが空高くから渾身の力で魔神王を殴り、魔神王を地面へ叩き付けます。大ダメージを受けた魔神王はメリオダスの身体から消え去り、メリオダスの身体にメリオダスの精神が戻ります。
 魔神王が消滅した事で、リオネス王国を襲っていた魔神達は撤退していきます。魔神王との戦いで力を使い果たしたリュドシエルは、マエルの腕の中で消滅していきます。魔神王を倒した事は喜ばしい事でしたが、刻限まで後一日のエリザベスの呪いを解く方法は失われました。エリザベスは、自分は死んでもまた転生してメリオダスに会うことができると仲間達に話します。しかしメリオダスは、呪いを解く方法はあると言います。メリオダスは、魔神王と同等の力に目覚めており、魔神王及び最高神の呪いを解く事が出来る程の存在になっていました。メリオダスは、最高神が自身にかけた「永遠の生」の呪いと、魔神王がエリザベスにかけた「永劫の輪廻」の呪いとを解除します。
 その夜。リオネス王国では、聖戦の集結を祝って、<豚の帽子>亭で大宴会が開かれます。<豚の帽子>亭には、<七つの大罪>及びエリザベスの他に、国王一家及び聖騎士等の人間達、マトローナなどの巨人族、エレイン及びゲラード等の妖精族、女神族のマエルなどなど、種族を超えて多くの人々が集まります。皆が騒ぐ中、バンはメリオダスと2人で外へ出ます。メリオダスがこの世界に長く留まれない事に気付いていたバンは、いつまで留まる事が出きるのかをメリオダスに問います。
 自らの意志で魔神王の力を得たメリオダスは、この世界にとってあまりにも強大な存在となっており、世界に異変を発生させていました。メリオダスは、この世界を去る必要があり、この世界を去る決意をしていましたが、誰にもそのことは話していませんでした。
 翌日。<七つの大罪>及びエリザベスは、<豚の帽子>亭の食材及び酒の調達に、リオネス王国の各地を回ります。皆は久しぶりの平和を楽しみますが、メリオダスがいなくなることに薄々感づいていました。
 仕事を終えた後、メリオダスは、エジンバラに皆を連れてきます。12年前のエジンバラ吸血鬼襲撃事件の際に、メリオダスはある吸血鬼を殺さずに封印していました。その吸血鬼の名はゲルダで、ゼルドリスの恋人だった吸血鬼でした。メリオダスは、ゲルダの封印を解き、ゼルドリスが魔神王との戦いで行方不明であることを伝えます。ゲルダは、1人でいずこかへと去って行きます。
 その夜、リオネス国王は皆を集め、メリオダスにエリザベスと結婚して国王になって欲しいと言い出します。しかしエリザベスは、その申し出を断り、自分とメリオダスは魔界へ行くと宣言します。メリオダスはエリザベスの申し出に驚き、止めようとしますが、エリザベスの決意は揺るぎませんでした。
 その後、<七つの大罪>は<豚の帽子>亭へ戻り、エリザベスは魔界行きの準備をします。メリオダスは、仲間達にこれまでの礼を言い、<七つの大罪>の解散を宣言します。
 メリオダス達は、リオネス王国の辺境へとやってきます。マーリンは、ここに魔界へ通じる門を開いていました。エリザベスは先に皆との別れを済ませて、門へ向けて歩き出します。メリオダスも仲間達との別れを済ませてエリザベスの後を追います。そのとき、エリザベスの頭上から巨大な岩の塊が落下してきます。マーリンが咄嗟にエリザベスを瞬間移動させ、間一髪でエリザベスを助けます。調べてみると、メリオダスが解除したはずの「永劫の輪廻」の呪いが復活していました。メリオダスは、再び呪いを解除しますが、呪いは再生していきます。これは、魔神王がまだ現世で倒されてはいない事を示していました。メリオダスの身体以外で、10個の戒禁を取り込んで魔神王が取り付く事が出来る身体は限られていました。メリオダスは、最悪の事態が起こった事を悟ります。
 少し前。<七つの大罪>がメリオダスの身体から魔神王を追い出して喜んでいるそのちかくで、キューザック及びチャンドラーが目を覚ましていました。マエルの攻撃で大きなダメージを負った<原初の魔神>は、再びキューザック及びチャンドラーに分裂していました。そして目を覚ました2人の前には、深手を負って気絶しているゼルドリスと、10個の戒禁とがありました。キューザックは、メリオダスをもう一度魔神王にと考えるチャンドラーを殺し、ゼルドリス及び戒禁を持って逃走します。山奥の洞窟に隠れ潜んだチャンドラーは、気絶しているゼルドリスに10個の戒禁を与えます。メリオダスの時と同様にゼルドリスは繭に包まれます。しばらくして繭を破って現れたのは、キューザックが求めた魔神王化したゼルドリスではなく、ゼルドリスの身体を乗っ取った魔神王でした。魔神王は、用済みになったキューザックを殺します。

 以上が、鈴木央さんの「七つの大罪」第37巻の物語です。
 魔神王との戦いに勝利し、エリザベスの呪いも解いて、めでたくエンディング・・・と思わせといて、エリザベスの頭上から岩塊を叩き付けるという、何とも衝撃的な展開でした。私は単行本が残り四冊あることを知っているので衝撃は少なかったですが、リアルタイムで雑誌の連載を読んでいた人には物凄く衝撃的だったのでは。エリザベスに岩塊が落ちて次回へ続くではなく、マーリンがエリザベスを救った事が判明してから次回へ続くという構成だったのでまだマシだったかもしれません。もしエリザベスに岩塊が落ちて次回へ続く、となったら、次週まで気になって眠れない所です。
 ゼルドリスの身体を得て魔神王が復活し、今度こそ最終決戦でしょう。いや、ゼルドリスの身体から魔神王を追い出して、魔界まで行って魔神王の本体と直線対決する可能性もありそうですね。
 残り四冊です。完結が近付いてきました。

 

マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン 「ドラゴンランス 魂の戦争」第3部「消えた月の竜」 「第二の書」後半

 マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン 「ドラゴンランス 魂の戦争」第3部「消えた月の竜」の「第二の書」後半です。魂の戦争シリーズの完結編です。
 ミーナの軍勢はサンクションを占領し、ミーナは赤竜マリスのトーテムを奪って<唯一神>の復活の準備を進めています。マリスの報復が予想されますが、ミーナはドラゴンランスを入手しており、迎撃準備は整っています。
 シルヴァネスティ&クォリネスティのエルフ軍はサンクションを目指して進軍中。パリンは銀竜ミラーとトーテム破壊を目論んでいるようです。タッスルホッフは<時間航行装置>で飛び回り、シルヴァノシェイはサンクションの牢獄の中。ジェラードはソラムニア騎士団をサンクションへ出陣させるため、説得している、のかな?ミーナ&<唯一神>への対抗戦力が心許ないですね・・・。
 それでは以下、「ドラゴンランス 魂の戦争」第3部「消えた月の竜」の「第二の書」後半部分のあらすじを記載します。ネタバレ注意です。

 人間に化けた銀竜ミラー及び青竜レイザーは、サンクションの<唯一神>の神殿へやってきます。2人は、トーテムを破壊するというパリンの計算に力を貸すか否かを話し合っています。ミラーはパリンに協力するつもりですが、元々は青竜はタキシスの配下であった事もあり、レイザーは赤竜マリスを倒せるならタキシスが復活してもよいと考えていました。神殿ではミーナ及びガルダーが話をしており、ミラー及びレイザーは2人の話を聞きます。ドラゴンランスを得たミーナは<唯一神>から授かったドラゴンに乗って赤竜マリスに1人で立ち向かうつもりでしたが、ガルダーは自分も戦いに加わるべきと主張します。しかし、暗黒騎士団に協力する竜は赤竜マリスを恐れており、マリスと戦うためにガルダーが机上出来る竜は居ませんでした。ミーナは、もし竜が見つかったらマリスとの戦いに参加してもよいとガルダーに言います。この話を聞いたレイザーは、自分がガルダーを乗せてマリスと戦おうと考えます。レイザーは、ミーナと別れたガルダーの後を追い、自分の正体を明かしてガルダーの騎竜になる事を提案します。ガルダーは、レイザーの申し出を受けます。
 翌日、ミーナは、ドラゴンランスを手に、<唯一神>から与えられた死の竜に乗ります。すると、ガルダーが青竜に乗って現れます。竜に乗るガルダーを見たミーナは、<唯一神>の奇跡だと言い、赤竜マリスの討伐へ出発します。
  パリンは、タキシスが赤竜マリスとの戦いに気を取られている隙にトーテムを破壊するという計画を立てていました。ミラーは、マリスかタキシスか、どちらが勝つ方が良いのかを決めかねていましたが、とりあえずトーテムのある神殿へ向かいます。しかし盲目のミラーは道に迷い、1人の女性に助けられて神殿へたどり着きます。オーディラでした。ミラーは、オーディラからゴールドムーンが死の間際にパラダインへ祈ったという事を聞き、決意を固めます。
 サンクションを出たミーナ及びガルダーは赤竜マリスの元へ向かい、同じ頃、赤竜マリスはサンクションを目指していました。両者は途中で会敵し、戦闘が始まります。ミーナの死の竜はマリスの吐く炎で燃え、高度を落としていき、マリスはガルダーが乗るレイザーに噛み付いて振り回します。ミーナが<唯一神>に祈るとタキシスの力がミーナ及び死の竜に宿り、死の竜は上昇してマリスへと迫ります。しかし、マリスの近くへ来たとき、タキシスの力が突然消え去ります。ミーナは、その理由が解りませんでしたが、<唯一神>の試練だと考え、マリスへ特攻します。死の竜はマリスの下腹から激突し、ミーナはドラゴンランスをマリスの下腹へ突き刺します。ドラゴンランスを刺されたマリスは、咥えていたレイザーを離します。ミーナは更にドラゴンランスをマリスの身体の奥へ差し込み、ドラゴンランスはマリスの心臓を刺し貫きます。マリスは死亡し、ミーナ及び死の竜と共に山へと落下します。
 ミーナ及びガルダーを見送ったサンクションの人々は、赤竜マリスの<ドラゴンへの恐怖>の影響を受けて大混乱に陥っていました。牢獄に捕らわれていたシルヴァノシェイは、この混乱に乗じて脱出します。パリンと共にトーテムの近くで待機していた銀竜ミラーは、タキシスがマリスと戦うミーナに力を貸しに行った後、魔法でトーテムを破壊します。トーテムの破壊をダラマールから知らされたタキシスは、急いで戻ってきますが、手遅れでした。トーテムは崩れ落ち、ゴールドムーンを納めた琥珀の棺も砕け散ります。タキシスは、パリンの身体及び魂を消し去ります。サンクションの人々は、トーテムを破壊したミラーに殴る蹴るの暴行を行いますが、オーディラがミラーを助けます。ミラーは、人間の姿から竜の姿へ戻り、オーディラを背に乗せて空高く舞い上がります。
 ガルダーを乗せた青竜レイザーは、松林へ落下します。ガルダーは無事でしたが、レイザーはマリスとの戦いで深手を負っており、しばらくして死亡します。ガルダーは、山腹に落下した赤竜マリスの死体を調べ、ミーナを発見します。ミーナは、生きていましたが、重傷を負っており、死を待つばかりでした。ガルダーは、ミーナを近くの洞穴へ運び入れますが、薬も包帯もなく、ミーナを治療することも出来ません。苦しむミーナにガルダーは安らかな死を望みますが、何者かが洞穴へやってきます。人間の姿をしたタキシスでした。タキシスは、トーテムを破壊されたのはミーナの責任であり、ミーナを罰する必要があると話しますが、慈悲を与えようと言います。ミーナを解放しろと言うガルダーをタキシスは軽く投げ飛ばし、タキシスはミーナに近付いて行きます。
 サンクションを出てサマールにシルヴァノシェイの事を伝えた後、ジェラードは、ソラムニア騎士団が集まっているはずのウルリック卿の城館を目指していましたが、何故か道に迷ってしまいます。タイバーンという町に辿り着いて宿屋へ入ったジェラードは、1人の魔術師に出会います。魔術師は、阻止しなければ、タキシスが星々を支配するとジェラードに話し、もうすぐここへ暗黒騎士達が現れるとジェラードに警告します。魔術師は、宿屋の主人がもっていた暗黒騎士の鎧を着て変装するよう助言し、姿を消します。その後、魔術師が言ったとおり、暗黒騎士の一団が現れますが、ジェラードは暗黒騎士のふりをしてやり過ごす事に成功します。村へやってきた暗黒騎士の一団は、自称タッスルホッフのケンダー達を連行している途中でした。ジェラードはその中に、本物のタッスルホッフを発見します。
 タッスルホッフを捕らえている暗黒騎士達の元にサンクションからの知らせが届きます。赤竜マリスがミーナに倒され、ミーナも死亡して騎士団の長が不在となり、サンクションが混乱しているとの事でした。騎士団達はケンダーを放り出してサンクションへと向かい、ジェラードは簡単にタッスルホッフを救出する事ができます。タッスルホッフは、<騎士審理>へ行こうと言い、<時間航行装置>を作動させてジェラードと共に消えます。その直前、タッスルホッフは、ジェラードが宿屋で出会った魔術師がレイストリンである事を教えてくれます。
 タッスルホッフ及びジェラードは、ウルリック卿の城館の近くに現れます。ウルリック卿の城館で<騎士審理>に出席したジェラードは、<唯一神>がタキシスである事を話し、サンクションへの進軍を主張します。直後にオーディラがミラーと共に現れてジェラードの主張を後押しします。サンクション攻撃が決定されます。それを聞いたタッスルホッフは、金竜及び銀竜の助けが必要と言い、<時間航行装置>で迎えに行こうと言い出します。誰も相手にしませんが、ミラーだけはタッスルホッフの言葉を信じます。タッスルホッフは<時間航行装置>を作動させ、ミラーと共に姿を消します。その直前、ミラーはオーディラを掴み、オーディラはジェラードを掴んだため、オーディラ及びジェラードもタッスルホッフ及びミラーと共に姿を消します。
 シルヴァネスティ及びクォリネシティのエルフの軍勢は、サンクションを目指して谷間を順調に進んでいました。しかしシルヴァネスティからの知らせが届き、シルヴァネスティにミノタウロスの軍勢が侵入し、暗黒騎士団と合流したとの事でした。ミノタウロスの軍勢は、シルヴァネスティの周辺に残っていたエルフ達に大きな被害を与えたようです。クォリネシティから逃げてきたエルフ達は、<塵の平原>へ引き返したようです。ギルサスはシルヴァネスティへ引き返す事を勧めますが、アルハナはサンクションを攻略した後で人間の協力を得てシルヴァネスティ奪還すると宣言します。アルハナが兵士達にその事を伝えている最中、周囲で叫び声が上がります。エルフの軍勢は、いつの間にかオーガーの軍勢に囲まれていました。
 パラダイン等のクリンの神々が再び集まり、レイストリンからの報告を聞いていました。レイストリンは、<時間航行装置>が使用された事でタッスルホッフを発見し、クリンを発見する事が出来ました。レイストリンはタキシスを倒すためにはタッスルホッフがカオスに踏まれて死ぬ必要があると話しますが、パラダインはタッスルホッフに選択を任せると決めます。神々は、タキシスに対してどのような罰を下すかを話し合い、ギレアンが提案する罰を承諾します。
 <時間航行装置>により、タッスルホッフ、ミラー、ジェラード及びオーディラは、<暗黒の女王>が金竜及び銀竜を閉じ込めた場所へとやってきます。その場所は、氷壁で囲まれた極寒の地で、竜達は冬眠状態となっていました。タッスルホッフが体当たりで氷壁を破壊し、竜達は目覚めます。そしてタッスルホッフは、<時間航行装置>で元の時代へ戻る決意をします。タッスルホッフの決意を聞いたジェラードは、剣を抜いて騎士の敬礼をタッスルホッフに捧げます。タッスルホッフは、ジェラードに別れを告げ、<時間航行装置>を作動させて元の時代へと戻って行きます。
 谷底にいるエルフの軍勢は、谷の上にいるオーガーの軍勢に囲まれていました。オーガーはすぐには攻撃を仕掛けて来ず、翌朝に攻撃を開始します。エルフ達は全滅を覚悟して応戦しようとしますが、オーガー達は何かに怯えて逃げて行きます。金竜及び銀竜の援軍がオーガーの軍勢を蹴散らしていました。オーガーの軍勢がいなくなった後、銀竜に乗ったジェラードがアルハナ及びギルサス達の前に現れます。ギルサスはジェラードとの再会を喜び、アルハナはジェラードに礼を言います。ジェラードはタキシスとの戦いへの協力を要請し、アルハナはこれを受けます。ギルサスは、サンクション攻略に参加したらシルヴァネスティ奪還にソラムニア騎士団が力を貸してくれるかと問います。ジェラードは、<騎士審理>の判断によるとしか答える事は出来ませんでした。ギルサスもジェラードも、ソラムニア騎士団がシルヴァネスティ奪還に協力するとは思ってはいませんでした。
 タキシスの力で回復したミーナは、ガルダーと共にサンクションへ戻っていました。サンクションの人々はミーナの名を呼んで称えましたが、<唯一神>の名を呼ぶ者はおらず、ミーナが神になると噂しており、その事をタキシスは快く思っていないようでした。ミーナは、昔のデュエルガースト神殿の立て直しを進めており、この神殿にある円形闘技場で<唯一神>復活の儀式を行おうとしていました。そして、ソラムニア騎士団及びエルフ軍が金竜及び銀竜に乗ってサンクションへ進軍しているとの報告がもたらされます。金竜及び銀竜の復活は、ミーナも知りませんでした。サンクションは混乱し、ガルダーは撤退を進言しますが、ミーナは聞き入れません。ミーナは、兵士達に迎撃を命じ、儀式の準備を進めるために神殿へ向かいます。ミーナがいなくなり、金竜及び銀竜の<ドラゴンの恐怖>の影響を受けて混乱した兵士達は、とても戦える状態ではありませんでした。ガルダーは、その場に残って兵士達と共に戦おうかと悩みますが、ミーナを追って神殿へ向かいます。この様子を隠れて見ていたシルヴァノシェイは、神殿へ先回りします。神殿へ忍び込もうとしたシルヴァノシェイは、神殿の前に1人のエルフが佇んでいるのを見かけます。シルヴァノシェイが知らない人物で、若いのか年老いているのかよく分かりません。シルヴァノシェイは、この人物を無視して神殿へ入ります。
 サンクションの街中を神殿へ向かおうとするミーナは、混乱した多くの人々に囲まれて進めずにいました。タキシスは邪魔な人を殺してしまえとミーナに命じ、ミーナは剣を振り上げます。ミーナが気付くといくつもの死体が転がり、周りにはガルダー以外に誰もいなくなっていました。タキシスは神殿へ急ぐようミーナに命じ、ミーナは神殿へ向かいます。敵のドラゴンが見えてきた頃、ミーナ及びガルダーは神殿にたどり着きます。ミーナが神殿にある円形闘技場まで来ると、シルヴァノシェイが待ち構えていました。ミーナは、<唯一神>のすべての敵がここで神の勝利を目の当たりにすると言い、シルヴァノシェイ及びガルダーを連れて円形闘技場へ入ります。円形闘技場へ入ったガルダーが振り返ると、シルヴァノシェイの後ろに見知らぬエルフがついて来ていました。
 金竜、銀竜、ソラムニア騎士団及びエルフ軍によるサンクション攻撃が始まります。<ドラゴンへの恐怖>で暗黒騎士達は戦意を喪失し、死霊の軍勢もドラゴンには全く効き目がありませんでした。暗黒騎士団の敗北は確実で、暗黒騎士団はサンクションから撤退していきます。暗黒騎士団が撤退した先からドラコニアンの軍勢が現れ、ジェラードは敵の援軍に警戒しますが、ドラコニアンの軍勢は何故か暗黒騎士団を攻撃します。事態を見守っていたジェラードは、突然にその場から姿を消します。
 ジェラードは、気が付くと、円形闘技場の観客席に座っていました。円形闘技場にはジェラードだけではなく、オーディラ、アルハナ、ギルサス及びサマール等の多くの味方も、サミュヴァル隊長及びドラコニアン等の敵方も含めて多くの人々がいます。人々は、動く事も話すことも出来ません。しばらくして、円形闘技場にミーナが現れ、<唯一神>の降臨を宣言し、皆の前でドラゴンランスを叩き折ってみせます。ミーナは、ゴールドムーンの身体は喪われてしまったため、自分の身体をタキシスに器として捧げます。タキシスがミーナの目の前に現れ、ミーナの身体を奪おうとしますが、ミーナの身体に触れる事が出来ません。ミーナの背後から現れた謎のエルフがタキシスの邪魔をしていました。タキシスは、このエルフの正体がパラダインである事を悟ります。円形闘技場の観客席から人々が消え、代わりにクリンの神々が現れます。パラダインは、自分とタキシスとを神から定命の身に変えます。人間となったタキシスは怒り、剣を抜いてミーナを切り捨てようとします。ガルダーがミーナを庇ってタキシスの剣を受け、ガルダーの右腕が切り落とされます。ガルダーは倒れ、タキシスはもう一度剣を振り上げてミーナを斬ろうとします。シルヴァノシェイは折れたドラゴンランスを拾ってタキシスへ投げ、ドラゴンランスはタキシスの胸に突き刺さります。タキシスは倒れ、ミーナの腕の中で死亡します。タキシスの死に怒ったミーナは、タキシスの剣を拾うとシルヴァノシェイを刺します。シルヴァノシェイは死亡し、ミーナはタキシスの遺体を抱いて円形闘技場を去って行きます。ミーナが去った後、死を待つガルダーの前に、ミノタウロスが信仰する神サルガスが現れます。サルガスはガルダーの命を救います。ガルダーは、左手で剣を拾い、ミーナの後を追います。
 サンクションでの戦いは終結し、ミーナがいなくなった暗黒騎士団は散り散りに逃げて行きます。暗黒騎士団を攻撃したドラコニアンの軍勢も去り、その目的が何だったのかは分からないままでした。オーディラはソラムニア騎士団を辞めて銀竜ミラーと共に生きていく事を決意します。ジェラードは、<騎士審理>でエルフの祖国奪回に協力するよう説得するつもりです。
 定命の者となったパラダインは、妻でもある女神ミシャカルに別れを告げ、円形闘技場を出て広い世界を歩み始めます。
 ヌイタリ、ルニタリ及びソリナリの三神は、レイストリンの魂を仲間達の元へ送ると共に、パリン及びダラマールを生き返らせます。パリンは魔法を捨て、ウーシャの待つソレースへ向かいます。
 その後、ミーナの行方も、タキシスの遺体が埋葬された場所も不明でした。これ以後の時代は、<人の時代>と呼ばれるようになります。
 シルヴァノシェイの遺体はソレースにある<最後の英雄達の墓>に安直されます。アルハナはシルヴァネスティの王になることを断り、ギルサスがシルヴァネスティ及びクォリネスティの王となります。しかしエルフ達には帰る場所はなく、流浪の民となっています。シルヴァノシェイの葬儀がソレースで行われ、そこでギルサスは1人のエルフに会います。このエルフは、元パラダインで、今ではヴァルソニスと名乗っていました。ギルサスは一緒に来て欲しいと頼み、ヴァルソニスはそれを断りますが、ときには互いの道が交わる事もあるだろうと話します。葬儀が終わり、ジェラードは最後まで墓に残っていたエルフに、タッスルホッフの事を尋ねます。エルフは、タッスルホッフが仲間達と再会し、次の旅を始めようとしているとジェラードに話します。

 以上が、「ドラゴンランス 魂の戦争」第3部「消えた月の竜」の物語です。
 長い物語でした。その長い物語の中で、<唯一神>がバックについたミーナの無双状態が延々と続き、逆転の余地があるのか不安になるほどでした。最終的には何とか逆転して<唯一神>ことタキシスを倒すに至りましたが…。
 どうすれば神であるタキシスに勝てるのかを色々と考えながら読み進めていましたが、善の神様パラダインが突然現れてタキシスを倒してくれるという、神頼みな結末でした。結局、人間では神様に勝てないということのようです。登場人物の誰かがパラダインの力を借りてタキシスを倒すという展開を期待したのですが、パラダインがパラダインとして登場してタキシスを直接倒してしまいました。しかも、タキシスが倒れる瞬間には、ミーナ、シルヴァノシェイ及びガルダ―を除く主要な登場人物はその場におらず、その他の神様達が観客として見守っているだけでした。これでは、神様達の内輪揉めを神様達が解決しただけ、人間は神様の争いに巻き込まれただけ、という構図になってしまいます。何だか期待はずれな結末でした。
 最後にミーナは死ぬと思っていたのですが、しぶとく生き残りました。シルヴァノシェイがミーナを殺すと予想していたのですが、大ハズレでした。逆に、シルヴァノシェイがミーナに殺されていました。最後まで不憫なシルヴァノシェイでした。でもまぁ、シルヴァノシェイは最後にドラゴンランスを投げつけてタキシスにトドメをさしていたので、少しは怨みを晴らせたのではないないかと思います。
 直接的に描かれてはいませんでしたが、結局タッスルホッフは元の時代に戻り、カオスに踏みつぶされて死んだようです。この物語の中で、何故にタッスルホッフがカオスに殺されなければ世界が終わるとか言われているのか、最後までよくわかりませんでした。別に、あのタイミングでタッスルホッフが生きようが死のうがそれほど世界に大きな影響があるとは思えないのですが。
 ドラゴンランスシリーズは、現時点でこの「魂の戦争」が最も新しい(物語中の時系列で)物語です。「魂の戦争」の後に、「ドラゴンランス秘史」というシリーズが出版されているのですが、これはタニス達が生きている過去の物語のようです。更に、近いうちに新作が発表されるという噂もあります。噂の新作が「魂の戦争」の後の時代なのかどうか分かりませんが。もし発表されても日本語に翻訳されるのはまだまだ先になるでしょうね。とりあえず、「秘史」は読むつもりです。

 

鈴木央 「七つの大罪」 第36巻

 鈴木央さんの漫画「七つの大罪」第36巻は、2019年4月に発売されています。
 前巻では、マーリン、エスカノール、リュドシエル、ギルサンダー及びヘンドリクセンがキャメロットへ乗り込み、ゼルドリス、キューザック及びチャンドラーとの戦いが始まりました。この戦いは一進一退の互角の様相で進み、キューザック及びチャンドラーが融合して<原初の魔神>が出現したところで終わっています。戒禁を取り込んだメリオダスは、巨大な繭の中です。
 煉獄から戻ったバンは、エリザベス、キング、ディアンヌ及びホークの前に現れ、仲間達と別れてエレインの元へ向かいます。魔神族の軍勢との戦いで力を使い果たしたエレインに、バンは<贈与>で生命の泉の力を全て与え、エレインを生き返らせました。
 今巻は、キャメロットでの戦いの続きでしょう。バンが戻ったと言うことは、メリオダスの復活も近そうです。
 それでは以下、鈴木央さんの「七つの大罪」第36巻のあらすじを記載します。ネタバレ注意です。

 <四大天使>マエルは、自分との戦いで死んだデリエリ及びオスローに「転生の誘い」という術をかけます。この術は、一度だけ前世の記憶を持って転生するというものでした。マエルは、転生した2人が罰を与えるならそれを受け入れる覚悟でした。ゴウセルは共に戦う事をマエルに望みますが、マエルは躊躇します。しかしエリザベスの説得もあり、マエルはキャメロットへ向かう決意をします。
 キャメロットでは、マーリン及びエスカノールが<原初の魔神>に戦いを挑んでいましたが、明らかに劣勢でした。そこへ、遥か遠くからキングの霊槍が飛来して<原初の魔神>を攻撃します。キングは、エリザベス達とキャメロットへ向かう途中でしたが、霊槍を遠隔操作していました。キングは、霊槍の魔力攻撃を放ちますが、ゼルドリスがこれを無効化します。「魔神王」の魔力で敵の魔力攻撃を無効できるゼルドリスは霊槍の相手を引き受け、<原初の魔神>にはマーリン及びエスカノールを仕留めるよう命じます。
 ギルサンダー及びヘンドリクセンは、精神的ショックで動けないリュドシエルと共に、離れた場所でこの戦いを見守っていました。ヘンドリクセンは、リュドシエルに対して「浄化」を行い、マーガレットの身体からリュドシエルを追い出す事に成功します。ヘンドリクセンは、リュドシエルに従うふりをして、マーガレットの身体からリュドシエルを追い出すチャンスを狙い続けてきました。ヘンドリクセンはギルサンダーにマーガレットを連れて逃げるよう言います。マーガレットを抱えたギルサンダーがその場を離れた後、ヘンドリクセンはリュドシエルに自分の身体を代わりに器として使うようリュドシエルに言います。
 その頃、マエルから離れた4つの戒禁は、5つの戒禁を取り込んだメリオダスの元へ向かっていました。残りの1つの戒禁は、メラスキュラと共にマーリンが試験管に封印して所持していました。しかしメラスキュラの戒禁は、試験管から飛び出して4つの戒禁と合流し、5つとなった戒禁はメリオダスがいる繭の内部へと入って行きます。10個の戒禁がメリオダスの元に集まり、メリオダスが新たな魔神王として誕生する事は確実となりました。しかしマーリンは諦めず、禁呪「時の棺」で繭の時間を止めようとします。しかし「時の棺」は発動に時間がかかります。ゼルドリス及び<原初の魔神>は「時の棺」の発動を阻止すべくマーリンを攻撃し、エスカノール及び霊槍を遠隔操作するキングはマーリンを守るべく敵へ向かいます。
 戦いの様子を眺めていたリュドシエルは、エスカノールにはもはや余力はなく、キングの霊槍だけではマーリンを守り抜くのは至難の業だと判断していました。リュドシエルは、器にと自分の身体を差し出したヘンドリクセンを治療し、死ぬなよと言い残して戦場へ向かいます。<原初の魔神>の攻撃からマーリンを守っていたエスカノールは、<原初の魔神>の強烈な一撃で遥か遠くへと飛ばされ、神器を落として最弱状態へ戻ります。エスカノールがいなくなった事でマーリンの守りが薄くなり、<原初の魔神>はマーリンを攻撃します。この攻撃からマーリンを守ったのはリュドシエルでした。
 遥か遠くへ飛ばされた最弱状態のエスカノールは、キャメロットへ向かっていたマエルに助けられます。エリザベス、キング、ディアンヌ、ゴウセル及びホークも一緒でした。エリザベスはボロボロのエスカノールを回復させます。エスカノールは、「太陽」の恩寵を返すから力を貸して欲しいとマエルに頼みます。マエルは恩寵を持つ資格はないと断りますが、エスカノールの仲間を助けたいという思いに心打たれます。
 ゼルドリスの相手はキングの霊槍が務め、リュドシエルは<原初の魔神>と互角に戦っていました。マーリンの禁呪が発動するまで約10分。リュドシエルの攻撃は確実に<原初の魔神>にダメージを与えていました。リュドシエルが優勢に思えましたが、<原初の魔神>の攻撃は徐々に威力が増していきます。これは、命を削るほど攻撃力が上がる「終局」の魔力によるものでした。更に攻撃力を高めた<原初の魔神>の攻撃がリュドシエルを襲おうとしたとき、チャンドラーの術で夜化していたキャメロット周辺に太陽の光が差し込み、昼に戻ります。「太陽」の恩寵を取り戻したマエルの力によるものでした。
 マエルは、戦いに来たのではないとゼルドリスに言い、メリオダスの魔神王化阻止を見逃し、魔神軍を撤退させて欲しいと言います。<原初の魔神>がマエルへ向かって行きますが、マエルが放った「偉大なる太陽」の攻撃に押しつぶされます。これを見てゼルドリスは、自分には魔力攻撃は効かないと言い、マエルの申し出に対する答えとしてマーリンへの魔力攻撃を放ちます。ゼルドリスから放たれた放黒色の魔力をリュドシエルが防御しますが、黒色の魔力は分散してリュドシエルをかわし、マーリンへと迫ります。そこへエリザベス、キング、ディアンヌ及びゴウセルが現れ、ゼルドリスの攻撃からマーリンを守ります。
 マーリンの禁呪発動まであと5分。マエルはゼルドリスに戦いを挑み、ゼルドリスは「凶星雲」を発動します。マエルは、ゼルドリスの持つ剣を溶かす事で「凶星雲」を止め、ゼルドリスとの肉弾戦に持ち込みます。マエルの渾身の一撃をゼルドリスは受け止めたかに見えましたが、ゼルドリスはダメージを受けていました。マエル優位で戦いは進み、禁呪発動まで3分を切りますが、禁呪発動を止めようとするゼルドリスの気迫に押されてマエルはゼルドリスの一撃を食らいます。続けてゼルドリスはマーリンを連続攻撃しますが、キングが霊槍で作り出した結界がマーリンを囲み、ゼルドリスの攻撃を寄せ付けません。それでも諦めずにゼルドリスはマーリンを攻撃し続け、戻ってきたマエルの攻撃を受けて倒れます。それでもゼルドリスは諦めずに立ち上がり、マーリンを攻撃しようとしますが、とうとうマーリンの禁呪が発動します。メリオダスを包む繭の時間は停止し、ゼルドリスは力尽きて倒れます。<七つの大罪>達は、勝利を確信して喜びます。しかし、ホークが繭の様子を見に行くと、繭の一部が破れており、中は空っぽでした。そして、<七つの大罪>達は、巨大な闇の魔力を感じます。振り返ると、そこに立っていたのは、魔神王となったメリオダスでした。
 魔神王となったメリオダスは、少年の姿から青年の姿に変わっていました。メリオダスは、<七つの大罪>達に親しげに話し掛けてきますが、エリザベスは相手がメリオダスではないことを直感します。ゼルドリスは、メリオダスとの約束、恋人ゲルダの居所を教えるという約束を果たすよう迫りますが、メリオダスはゼルドリスを馬鹿にします。その口調は明らかにメリオダスではなく、メリオダスの身体に宿っている精神は、魔神王のものでした。魔神王は、裏切り者のメリオダスを魔神王にする気は最初から全くなく、メリオダスの若く強靭な身体を手に入れる事を目的としていました。魔神王の力の欠片である戒禁を取り込む事は、魔神王の新しい寄り代になる事と同じでした。
 エリザベス及び<七つの大罪>達は、魔神王を取り囲み、メリオダスの身体から出ていけと要求します。魔神王は、エリザベスの永劫の輪廻の呪いを解いてやろうと提案します。そして魔神王は、エリザベスを出来るだけ惨たらしく殺してメリオダスの生きる希望を失わせようと言います。そしてエリザベスに対して繰り出された魔神王の攻撃から、ゴウセルがエリザベスを救います。マーリンは、エリザベス、ゴウセル、ひ弱なエスカノール、ヘンドリクセン、ホーク及び自分を「完璧なる立方体」で囲んで守ります。キング、ディアンヌ及びマエルが魔神王を攻撃しますが、魔神王は3人の攻撃を微動だにせず完全に防御し、一振りの反撃で3人を叩きのめすばかりか、マーリンの「完璧なる立方体」をも破壊します。ホークが魔神王に対して挑戦的な台詞を吐き、魔神王はホークを攻撃して黒こげにし、ホークを掴み上げて握りつぶそうとします。
 しかし、何者かが魔神王からホークを奪い返します。魔神王がふと気付くと、真横にホークを抱えたバンがおり、メリオダスに魔神王を追い出そうと話しかけていました。バンは、ホークを仲間達に放り投げて任せ、魔神王に向かって行きます。キングが不死身でも1人では無理だと言い、バンは「生命の泉」を使い切ってエレナを生き返らせ、もう不死身ではなくなったとキングに答えます。バンが死んだら二度と生き返れない事を知ってキングは動揺します。魔神王は、神としての力を見せ付けるべく、毒気を帯びた高密度エネルギーの嵐を発生させ、周囲の物は跡形なく消し飛びます。キングは霊槍で結界を作って仲間達を守りますが、離れた場所にいたバンを結界内に入れる事が出来ませんでした。キング達はバンの死を確信しますが、煉獄の瘴気で鍛えられたバンは魔神王が起こした嵐にも耐え、魔神王を殴り飛ばします。これにより嵐は止まり、仲間達はバンが魔神王と対等に殴り合っているのを見て驚きます。バンは魔神王と1人で戦っているのではないと言い、エリザベスは魔神王の中にメリオダスの気配を感じます。
 魔神王の精神世界では、煉獄から戻ってきたメリオダスの感情と、魔神王との戦いが始まっていました。精神世界でのメリオダス対魔神王の戦いと、現実世界でのバン対魔神王の戦いとが同時に起こり、メリオダス及びバンがやや優勢でした。魔神王は、魔神王の力に目覚めたメリオダスは、現世に1日も留まる事は出来ないと言います。しかしメリオダスは、エリザベスの呪いを解き、仲間達に別れを告げる時間さえあれば十分だと言います。これを聞いた魔神王は、エリザベスは呪いを解いた上で殺したとメリオダスに嘘をつきます。現世の状況を確認出来ないメリオダスは、絶望を抱き、急激に力が衰えていきます。精神世界での戦いが魔神王優勢になった事で、現実世界でも魔神王の力が増し、バンが劣勢に追い込まれます。ゴウセルは、俺に考えがあると仲間達に呼び掛けます。
 精神世界では絶望を抱く事は死を意味します。エリザベスが死んだと聞かされて絶望を抱いたメリオダスは、既に立ち上がる力もありませんでした。しかし、そこへエリザベスが現れ、更にはエスカノール、マーリン、キング、ディアンヌ及びゴウセルが現れて、メリオダスを励まします。

 以上が、鈴木央さんの「七つの大罪」第36巻の物語です。
 メリオダス対魔神王の対決で力尽きかけたメリオダスを仲間達が励ますシーンで終わりました。雰囲気的には、CM明けて次回最終回の予告編が流れそうな勢いでした。でも、まだ5冊あるはずです。精神世界での戦いに勝利して、最終的には魔神王の実体との戦いが控えているのでしょう。
 今巻は、戦闘力のインフレが激しかったです。<原初の魔神>が強いと思ったら、「太陽」の恩寵を取り戻したマエルに一撃で倒されてしまいました。<原初の魔神>のあまりに呆気ない退場に驚きました。そしてメリオダスの身体を得た魔神王の強さはマエルでも相手にならないほどでした。と思ったら、次は煉獄でパワーアップしたバンの登場です。バンは魔神王と対等に戦っていますが、それにしても強くなりすぎのような・・・。煉獄に数百年いて強化されたというのは分かりますが、相手の魔神王はその煉獄に遥か昔から君臨する存在なわけで、たかが数百年の煉獄生活で魔神王に匹敵する強さを得れるものか?
 ゼルドリスは完全に蚊帳の外の扱いになってしまいました。今後はゼルドリスが敵に回る事はなさそうで、むしろ味方になりそうな気がします。
 所で、エリザベスの呪いは現状でどうなっているのかよく分かりません。魔神王が呪いを解こうと言ってましたが、実際に解いたのか。魔神王は、呪いを解いて殺そうと言った後でエリザベスを殺そうとしていたので、呪いは解いたと考えてよいのでしょうか。イマイチ確信が持てません。

 

マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン 「ドラゴンランス 魂の戦争」第3部「消えた月の竜」 「第二の書」前半

「第二の書」
 パラダイン及びミシャカル等の神々は、タキシスにより奪い去られたクリンの世界を探していましたが、発見できずにいました。しかしパラダインは、ゴールドムーンの死の直前の祈りの声を聞いており、クリンが生存していることを確信していました。神々が集まって話し合っている中、神々の世界に留まっていた1人の人間の魂が呼び寄せられます。レイストリンでした。レイストリンは、タッスルホッフが呪文を唱える声を聞いたと言い、タッスルホッフが本来死ぬべき場所以外で死んでしまうとカオスを倒す事ができずに、カオスが世界を滅ぼす可能性があると忠告します。レイストリンは1つの計画を神々に提案し、神々はそれを承諾します。
 ミーナは、サンクションへ向かう途中の町や村で<唯一神>の教えを説き、人々に治療や施しを行い、人々の支持を得ていました。その頃、ギルサスが率いるエルフ達は、ワンダラー達の助けで砂漠を進み、とうとう<塵の平原>を抜けます。ワンダラー達は、ギルサスの礼の言葉も最後まで聞かず、去って行きます。
 アルハナの軍勢は、シルヴァネスティを占領した暗黒騎士団との地道な戦いを続けていました。アルハナは、黒エルフとしてシルヴァネスティから追放されていましたが、今では追放は取り消されていました。シルヴァネスティの人々はシルヴァノシェイを王と慕っており、アルハナは王の母として、病に倒れた王の代理として指揮を取っていました。シルヴァノシェイは病で動けないと人々には知らされていましたが、実際には行方不明でした。姿を消したシルヴァノシェイをサマールが追っており、サマールからの報告がアルハナの元に届きます。報告には、シルヴァノシェイがミーナを追ってソランサスへやってきたけれど、ミーナは既にソランサスを出ており、シルヴァノシェイはミーナを追ってソランサスを出たとありました。アルハナが報告書を読んでいると、衛兵が見慣れないエルフの男を連れてきます。クォリネスティからやってきたギルサスでした。ギルサスはクォリネスティから脱出した約千人の仲間達の受け入れを頼みますが、アルハナはシルヴァネスティが暗黒騎士団の支配下となった事を話します。既にその事を知っていたギルサスは、協力してシルヴァネスティを奪還する事を提案します。アルハナはキリンを呼び、シルヴァノシェイがミーナを追って姿を消した事をギルサスに説明させます。アルハナは、シルヴァノシェイはすぐに帰ってくるからこの事を秘密にしてほしいと頼み、ギルサスは渋々ながら秘密を守る事を約束します。
 シルヴァネスティを占領した暗黒騎士団はドガー将軍の指揮下にありましたが、ミーナが去ってから騎士達の士気は低下していました。アルハナの配下達が暗黒騎士団の補給部隊を襲うなどしており、日に日に状況は悪化しています。ドガー将軍は、シルヴァネスティからの撤退も考えてミーナに指示を仰ぎますが、ミーナからはもうすぐ援軍がくるから退いてはいけないと返事が来ます。
 クォリネスティのエルフ達もアルハナの軍勢に協力して戦い始め、ライオネスはシルヴァネスティへ攻め込む好機と考えていましたが、シルヴァネスティ側は動こうとはしません。ライオネスはギルサスが何かを隠していると見抜き、シルヴァノシェイが不在である事を聞き出します。シルヴァネスティの民はシルヴァノシェイを王と慕っており、アルハナはあくまで王の代理であるため、シルヴァネスティの民を動かすにはシルヴァノシェイの存在が不可欠でした。
 タッスルホッフ及びコナンドラムは、<時間航行装置>により、焼け落ちた<迷宮庭園>に戻ってきます。コナンドラムは喜び、<時間航行装置>はコナンドラムを残してタッスルホッフを別の場所へと連れて行きます。
 南エストヴィデルの小さな港で、大きな馬を連れたエルフが船を降ります。シルヴァノシェイでした。シルヴァノシェイは、ミーナの軍勢がサンクションを目指して進んでいるという噂を聞き、サンクションを目指します。数日後、港街に別のエルフが現れ、若いエルフがサンクションを目指して旅立ったという噂を耳にします。
 サンクションを目指して進むミーナは、途中の町や村で治療や施しをしながら<唯一神>の教えを説いていました。そこへ、ミーナの愛馬フォックスファイアに乗ったシルヴァノシェイが追い付きます。ミーナはシルヴァノシェイを客人として迎え入れ、ジェラードにシルヴァノシェイの護衛を命じます。
 タッスルホッフが次に現れた場所は、死の騎士ソス卿の城館でした。タッスルホッフの目の前にソス卿がいましたが、ソス卿はタッスルホッフに害を与える様子はありません。タッスルホッフがソス卿と話しをしていると、ソス卿の館にミーナがやってきます。タッスルホッフは、背後から何者かの黒ローブに覆われて、ミーナから姿を隠されます。
ミーナは、サンクション攻撃に際してソス卿が死者の司令官を務める事を<唯一神>が要求していることを告げます。しかしソス卿は要求を断り、ミーナが仕える主人はこれまで仕えた者をことごとく裏切ってきたとミーナに忠告します。<女王>の要求を断ったソス卿は、生身の肉体が与えられ、城館がその上に崩れ落ちて死亡します。<女王>はソス卿に罰を与えたつもりかもしれませんが、ソス卿にとってこの死は救済でした。ミーナは立ち去り、タッスルホッフはまた別の場所へと移動します。
 ミーナの軍勢によるサンクション攻撃が始まります。シルヴァノシェイを護衛する任務を与えられたジェラードは、サンクション攻撃には参加していません。ジェラードは、シルヴァノシェイ及びオーディラと共に、離れた場所で戦いを見ていました。すると、数人の暗黒騎士達が現れてシルヴァノシェイを殺そうとします。ジェラードはシルヴァノシェイを守って戦いますが、1人でシルヴァノシェイを守るのは圧倒的に不利でした。オーディラは、<唯一神>の僧侶として振る舞い、<唯一神>の名において、暗黒騎士達に戦いを思いとどまらせます。ジェラードは見事な芝居だったと誉めますが、オーディラは本当に<唯一神>の加護があった事を感じていました。
 ミーナの軍勢は、亡霊の援護もあり、1日でサンクションを陥落させます。ミーナは、サンクションの<心の神殿>を接収して<唯一神>の神殿とし、ゴールドムーンの遺体や、魂の抜けたパリン及びダラマールを神殿に収めます。ミーナは、サンクションの警備隊本部にある牢獄にシルヴァノシェイを入れておくことをジォラードに命じます。シルヴァノシェイは、ジォラードに自分の指輪を渡し、自分を追って来ているであろうエルフのサマールという男に渡して、シルヴァノシェイが死んだと伝えて欲しいと頼みます。
 シルヴァノシェイを牢獄へ入れた後、ジォラードは<唯一神>の神官として神殿で働くオーディラに会いに行きます。ジォラードはサンクションを出る決意をしており、オーディラを一緒に連れて行こうとしますが、オーディラは断ります。1人でサンクションを出たジォラードを、ガルダーが待ち構えていました。ガルダーは、ジォラードがソラムニア騎士であることに気付いていましたが、ジォラードを殺す事を禁じられていました。ガルダーは、<唯一神>の正体がタキシスである事をジォラードに教え、ミーナ及び<唯一神>はジォラードの正体を知りながら、サンクションにソラムニア騎士団及びエルフ達を呼び寄せるためにジォラードを逃がそうとしていると話します。ガルダーは去り、ジォラードは、サンクションから脱出すべきか、サンクションへ戻るべきか悩みます。
 ジォラードと別れたガルダーは、ミーナのいる神殿へ向かいます。ガルダーは、ミーナを信じていましたが、<唯一神>には反感を抱いていました。神殿ではミーナが祈りを捧げており、しばらくすると神殿が燃え上がって屋根がなくなり、多くの亡霊達が現れて神殿にドラゴンの頭蓋骨を積み上げてトーテムを作り上げます。このドラゴンの頭蓋骨は、緑竜ベリル、青竜ケレンドロス及び赤竜マリスが集めたものを亡霊達が奪ってきたものでした。ドラゴンの頭蓋骨には魔力があり、マリス達は自分が倒したドラゴンの頭蓋骨を集めて魔力を高めていました。これを奪った事で、マリスが報復にやってくる事は確実でした。しかしミーナは、<新たなる眼祭り>の夜に、トーテムの魔力で<唯一神>が定命の姿で蘇るとガルダーに告げます。トーテムの上には、五首の竜の姿、即ちタキシスの姿が浮かび上がっていました。ガルダーは、タキシスが、ゴールドムーンの身体に宿って復活するのだと悟ります。神殿でこの様子を見ていたオーディラも、同じ事を悟ります。
 パリン及びダラマールの霊体も、神殿にトーテムが築かれる様子を見ていました。その後、ダラマールの霊体はいずこかへ姿を消し、パリンの霊体は神殿を出てサンクションの街を歩きます。街は神殿で起こった新たな奇跡を見ようと多くの人で溢れかえっており、その中でパリンは2人の乞食を見つけ、この2人の正体がドラゴンである事に気付きます。
 ダラマールの霊体は、サンクションを離れて赤竜マリスの元へやってきます。ダラマールは、マリスのトーテムを盗んだのが<唯一神>及びミーナであること、<唯一神>の正体がタキシスであることをマリスに教え、この情報提供の見返りにトーテムを奪い返したら自分の魂を身体に戻す事をマリスに約束させます。
 人間に化けてサンクションへ入った銀竜ミラー及び青竜レイザーは、神殿の近くでトーテムが築かれる様子を見ていました。そのミラーにパリンが話しかけ、パリンはトーテムを破壊する手伝いをしてほしいとミラーに頼みます。
 サンクションの神殿へ戻ったダラマールは、赤竜マリスがサンクションを攻撃しようとしていることをミーナに伝え、対マリスの手伝いを申し出ます。ミーナはそれを断り、パリンが何かを企んでいるから、何か行動を起こそうとしたら知らせて欲しいと頼みます。
 ギルサスは、シルヴァネスティのエルフ達が全く動こうとしないことに苛立っていました。そこへ、シルヴァノシェイを探しに出ていたサマールが帰還したとの知らせが来ます。サマールは、ジォラードというソラムニア騎士からシルヴァノシェイがサンクションで捕らわれているとの情報を得ていました。サマールはジォラードからシルヴァノシェイの指輪を受け取っており、またギルサスがジォラードを知っていた事から、この情報は信頼出来ると判断されます。またサマールは、<唯一神>の正体がタキシスであるという情報もジォラードから得ていました。ギルサス及びライオネスは、シルヴァネスティの暗黒騎士団を倒して背後を固めてからサンクションへ進軍する事を主張します。しかしアルハナは、先にサンクションを落としてシルヴァノシェイを救出する事を決定します。
 シルヴァネスティ及びクォリネスティの兵士達は、サンクションを目指して出発します。サンクションへ辿り着くまでには、途中でオーガーの支配地域を通る必要がありましたが、アルハナは谷間を隠れ進む事でオーガーの支配地域を突破する作戦を立てます。ギルサスは、サンクションへ向かう事に反対でしたが、クォリネスティの財産を浪費しようとするパルサイノン長官に任せる訳にいかず、サンクションへの行軍に加わります。非戦闘員はサンクションへは向かわず、シルヴァネスティ周辺の森で待機します。アルハナ及びギルサスの軍勢が出発して一週間後、シルヴァネスティに残ったキラースのローランが国境付近を巡回していると、ミノタウロスの軍勢に襲われます。ミノタウロスの軍勢は、シルヴァネスティを占領した暗黒騎士団の援軍でした。ローランを含む多くのキラースのエルフ達がミノタウロスの軍勢に殺されます。
 ガルダーは赤竜マリスが報復にやってくる事を危惧していましたが、ミーナは<唯一神>の加護を信じていました。<唯一神>の正体がタキシスである事を知ったオーディラは、<唯一神>に祈る事が出来なくなっていました。ガルダーは、サミュバル隊長から届いた荷物をオーディラに見せます。荷物は、ドラゴンランスでした。サミュバル隊長は、ソレースの墓でこれを発見したとの事です。ドラゴンランスに触れたオーディラの手には火傷の水ぶくれが出来ました。ドラゴンランスを見たミーナは、<唯一神>の恵と考えます。ミーナは、火傷することなく、ドラゴンランスを手にする事が出来ました。

 以上が、「ドラゴンランス 魂の戦争」第3部「消えた月の竜」第二の書のちょうど半分です。
 まだまだミーナ無双の状態は続いており、ミーナ軍はサンクションを占領しました。ミーナはサンクションで<唯一神>の復活を目指しているようです。赤竜マリスが敵として襲ってきそうですが、ミーナがドラゴンランスを手に入れたことから、まぁミーナの勝ちは確定でしょう。
 その後は、サンクションが最終決戦の場となりそうです。ミーナによる<唯一神>の復活を誰が、どのように阻止するのでしょう?エルフ軍がサンクションを目指していますが、やや戦力不足に思えます。ジェラードがソラムニア騎士団を連れて来て、人間&エルフの連合軍となる可能性が高そうです。復活を直接的に阻止するのは、パリン、タッスルホッフ、シルヴァノシェイ、ガルダー、オーディラあたりが候補になりそう。シルヴァノシェイがミーナを殺す展開はありそうですね。やっぱりミーナは死んでしまいそうな気がします。
 第二の書の冒頭に、パラダインや他の神々がクリンを探しており、レイストリンが何らかの対策を立てているようでした。相手が神様ですから、こちらもある程度は神様の手助けが欲しい所で、少なくともパラダインくらいは力を貸してくれる事になりそうです。<時間航行装置>で移動し続けているタッスルホッフが、パラダインを連れてくるのではと予想してるのですが、どうでしょう?
 長かったドラゴンランス魂の戦争も残りは第二の書の半分だけ、といってもかなりの分量なのですが。納得の結末であることを祈りつつ、読み進めて行きます。タッスルホッフがカオスに踏み潰されて、これまでの事が全て無かったことになる、という結末だけにはしてほしくないと願っています。

 

鈴木央 「七つの大罪」 第35巻

 鈴木央さんの漫画「七つの大罪」第35巻は、2019年1月に発売されています。
 前巻では、<四大天使>マエルの暴走を何とか食い止め、一件落着しました。キングの背中の羽根が成長し、キングが青年姿になって大幅パワーアップのオマケ付きです。煉獄では、ホークの兄マイルドの犠牲で、メリオダスの感情及びバンが煉獄から現世へと戻り、こちらも一件落着の様相です。これまで引っ張ってきた物語は前巻で一段落したので、今巻からは新たな展開が期待出来そうです。
 それでは以下、鈴木央さんの「七つの大罪」第35巻のあらすじを記載します。ネタバレ注意です。

 煉獄から現世へと向かうメリオダス(の感情)及びバンは、徐々に距離が離れて行きます。ホークを介して煉獄へ来たバンはホークの元へ、メリオダスの感情はメリオダスの身体へと向かっているようでした。しかし魔神王は、煉獄から現世への脱出口へ腕を突っ込み、メリオダスを捕まえます。また迎えに来ると言うバンに、メリオダスは自力で脱出出来ると告げ、バンを現世へ向かわせます。魔神王はメリオダスの台詞を笑いますが、次の瞬間にはメリオダスを掴んでいた腕が破壊されていました。メリオダスは、魔神王が言うメリオダス本来の魔力を使ったようでした。この力に目覚めたメリオダスは、現世に戻っても長く現世に留まる事が出来なくなるようでしたが、メリオダスはこの力を使う決意を固めました。そしてメリオダスは、現世へと戻って行きます。
 現世。マエルの記憶が戻る少し前。<四大天使>リュドシエル、<七つの大罪>マーリン、エスカノール、<聖騎士>ギルサンダー、ヘンドリクセンの別働隊は、キャメロット王城に辿り着きます。キャメロット王城は巨大な黒色の球体に囲まれていました。これはメリオダスと戒禁との融合の際に生じた暗黒空間で、マーリンでも突破は難しいものですが、リュドシエルの力があれば突破可能でした。マーリンはこれも計算に入れていたようで、リュドシエルはマーリンが侮れないと感じます。一行は、リュドシエルの「聖域」の力で暗黒空間の内部へ入ります。内部には、メリオダスを内包する巨大な繭のようなものがありました。繭の前には、ゼルドリス、キューザック及びチャンドラーの3人が待ち構えていました。リュドシエルはゼルドリスと、マーリンはキューザックと、エスカノールはチャンドラーと睨み合い、ギルサンダー及びヘンドリクセンは離れた場所から見守ります。
 エスカノールが試しに繭を攻撃しますが、繭は無傷でした。この攻撃を合図に戦いが始まります。マーリンが放った「二重衝波」の攻撃はゼルドリス達に全く効きません。キューザックの闘級は16万8000、チャンドラーの闘級は17万3000で、マーリンの闘級を遥かに超えていますが、戦いは闘級だけではなく、様々な魔術を駆使するマーリンはキューザック及びチャンドラーと対等に戦っていました。そしてリュドシエルの闘級は20万1000であり、この戦いには不可欠な存在だとマーリンは判断します。リュドシエルとゼルドリスとは互角の戦いを行っており、ゼルドリスはリュドシエルの恩寵「閃光」の攻撃にも耐えます。ゼルドリスは、「魔神王」の魔力と共に、自身の魔力を持っています。ゼルドリスは、自身の魔力「凶星雲」を発動する構えを見せ、これを見たキューザック及びチャンドラーは避難します。
 ゼルドリスは、メリオダスから十の戒禁を取り込んで魔神王の力を得たら約束を守ると言われていました。メリオダスは、ゼルドリスの恋人ゲルダが生きている事、ゲルダが封印された状態である事をゼルドリスに話していました。これが、ゼルドリスがメリオダスに協力する事を決めた理由でした。
 ゼルドリスが「凶星雲」を発動すると、周囲のものがゼルドリスへ向けて引き寄せられて行きます。そしてゼルドリスから一定距離まで近付くと何らかの攻撃を受けて弾き飛ばされ、再びゼルドリスへと引き寄せられてます。エスカノールは地面に両足を突き刺して踏ん張り、マーリンはこの攻撃でダメージを受けたギルサンダー及びヘンドリクセンと共に瞬間移動を繰り返してゼルドリスから距離を取ります。リュドシエルが敢えてゼルドリスへと飛び込んで行きますが、リュドシエルの攻撃は全くゼルドリスに届かず、リュドシエルは大ダメージを受けて弾き飛ばされます。そして再びゼルドリスの方へ引き寄せられたリュドシエルは、エスカノールの背中に引っかかって止まります。マーリンは、ゼルドリスの「魔神王」が魔力攻撃を無効化するもので、「凶星雲」ではこちらの物理攻撃が届かずに謎の攻撃が襲ってくるものである、即ちゼルドリスは物理攻撃も魔力攻撃も通じない強敵であると判断します。
 リュドシエル及びエスカノールは、ゼルドリスに反撃のタイミングをつかませないよう、閃光で視界を塞ぎ且つ周囲に土砂を巻き上げて同時に攻撃しますが、「凶星雲」を破る事は出来ません。ゼルドリスは更に「凶星雲」の威力を上げ、吸引力が増した事でマーリンの瞬間移動が間に合わなくなります。マーリンは吸い寄せられてゼルドリスの攻撃を受けそうになりますが、エスカノールが身を挺してマーリンを守ります。しかしマーリンは少し傷付き、これを見たエスカノールが怒りを爆発させ、怒りのエネルギーが周囲を無差別に攻撃し、天井の一部が崩落します。この破片がゼルドリスにも降り注ぎますが、破片はゼルドリスから一定距離の場所で粉々に砕かれます。この様子を見たマーリンは、ゼルドリスの「凶星雲」の正体に気付きます。ゼルドリスは、自身の闇を高速回転させて周囲のものを引き寄せ、間合いに入ったあらゆるものを脊椎反射による神速の斬撃で斬り散らしていました。
 リュドシエルは、自分の「閃光」より速い斬撃をゼルドリスが繰り出していると知らされ、怒ってゼルドリスに斬りかかって行きます。しかしゼルドリスはリュドシエルの攻撃を見切っています。リュドシエル=マーガレットの危機を察知したギルサンダーは、身を挺してマーガレットを守り、ゼルドリスの攻撃を受けます。
 マーリンを庇っていたエスカノールは、マーリンに1分だけ耐えて欲しいと頼みます。マーリンは、エスカノールから離れ、更に高速な瞬間移動を繰り返してゼルドリスの「凶星雲」に耐えます。時間は正午となり、エスカノールは「天上天下唯我独尊」の最強状態となり、「凶星雲」の吸引力に影響されることなく、神器を片手にゼルドリスの方へ歩いて行きます。これを見たキューザック及びチャンドラーは驚き、エスカノールの魔力に見覚えがある気がします。ゼルドリスの元にやってきたエスカノールは、神器をゼルドリスに対して振り下ろします。しかしゼルドリスの「凶星雲」はこの攻撃も弾き返します。エスカノールは、神器を投げ捨て、自らの手刀「聖剣エスカノール」でゼルドリスへ振り下ろします。エスカノールの手刀とゼルドリスの「凶星雲」とが衝突し、エスカノールの手刀が押し勝ちます。ゼルドリスは、「凶星雲」を停止し、エスカノールの手刀を自身の剣で受け止めます。ゼルドリスはエスカノールから間合いを取るために離れようとしますが、エスカノールは自らの指「聖槍エスカノール」でゼルドリスを攻撃します。しかしエスカノールの攻撃がゼルドリスにヒットした瞬間、エスカノールは最弱状態に戻ってしまいます。エスカノールの力が「太陽」の恩寵によるものだと気付いたチャンドラーが、周辺を夜に変化させた事によるものでした。
 しかし、聖槍エスカノールの攻撃はゼルドリスに途中までヒットしており、その衝撃でゼルドリスは一瞬ですが気を失っていました。その時間は僅かに1秒未満でしたが、この隙を逃さずリュドシエルがゼルドリスを攻撃します。ゼルドリスは大きなダメージを受け、リュドシエルは追い打ちをかけようとしますが、キューザックに阻まれます。キューザックはゼルドリスに休むよう言い、リュドシエルの相手を引き受けます。チャンドラーは、マーリン及び最弱状態のエスカノール達を相手に決めます。
 リュドシエル対キューザックの戦いは、拮抗しますが、ややキューザックが優位です。マーリンが「殲滅の光」の魔法をチャンドラーへ放つと、チャンドラーは数倍の威力の「殲滅の光」を放ってきます。マーリンは「無限」の魔力で魔法の威力を更に高め、押し勝ったマーリンの「殲滅の光」がキューザックに直撃します。しかしチャンドラーは無傷でした。リュドシエルもキューザックに対してダメージを与える事ができず、押され始めています。マーリンは、キューザック及びチャンドラーが魔神王を除けば最強と言われ、その理由は極めて強く、極めて速く、極めて堅い事だとリュドシエルに話します。キューザック及びチャンドラーには弱点がないように思えましたが、マーリンの次の攻撃は2人に僅かな傷を付けます。マーリンは、弱点がないのなら、弱点を作ればいいと呟きます。
 キューザック及びチャンドラーは、かすり傷程度の傷は意に介さず、マーリン達ふのへの攻撃に移ろうと動きます。すると、再びマーリンの魔法攻撃が2人を襲い、2人に傷を付けます。先程よりもマーリンの魔法によるダメージが増している事に2人は驚きます。マーリンは、戦いの最初に放った「二重衝波」は攻撃魔法ではなく、敵の弱点属性を探すと共に、弱点属性の耐久度を低下させる弱体化魔法だった事を話します。キューザックの弱点属性は「風」、チャンドラーの弱点属性は「雷」でした。更にマーリンの「無限」の魔力により、攻撃を受ける毎に耐久度が下がる仕組みです。そしてマーリンは、敵の攻撃や呪文詠唱の動作に自律的に反応して攻撃する雷及び風の魔力を周囲に放出しており、これらは「無限」の魔力で生み出され続けます。キューザック及びチャンドラーは、威力を増すこの攻撃にさらされ続け、倒れます。
 何とか立ち上がったキューザックは、マーリンに対して「共鳴」の術を使います。「共鳴」は相手を意のままに操る事ができる術で、アーサーはこの術で命を落としています。しかしマーリンはこれも見越していました。最高神の祝福を受け、精神強化したマーリンに取り憑く事は出来ず、逆にマーリンはキューザックの精神に取り憑いてキューザックを追い込みます。キューザック及びチャンドラーの不利を悟ったゼルドリスが助けに入りますが、リュドシエルがゼルドリスを返り討ちにし、ゼルドリスは倒れます。リュドシエルは、勝利を確信し、勝利を宣言します。
 そのとき、リュドシエル及びマーリンに異変が生じます。ゴウセルによるマエルに関する記憶改変の禁呪が解けた瞬間でした。この影響は、ゼルドリス、キューザック及びチャンドラーにも出ており、戦いは一時的に止まります。マエルの事を知らないエスカノールには影響がなく、エスカノールはこの隙に神器を取りに行き、神器に蓄積した太陽の効果で戦える状態に戻ります。同じく影響のないヘンドリクセンは、傷付いたギルサンダーを治療します。
 この影響から、ゼルドリス、キューザック及びチャンドラーはいち早く回復し、マーリンも回復しますが、リュドシエルは立ち直る事が出来ませんでした。ゼルドリスが戦いを再開しようとすると、キューザック及びチャンドラーはこの戦いを自分達に任せてゼルドリスは力を温存するよう言います。そしてキューザック及びチャンドラーは融合して1人の魔神、<原初の魔神>となります。<原初の魔神>は、魔神王が魔界を統治するために生み出した魔神でしたが、魔神王に対する謀反を起こして失敗し、2人の魔神に分断されました。分断された2人の魔神がキューザック及びチャンドラーで、2人は融合して本来の姿に戻りました。<原初の魔神>の魔力は、メリオダス及び戒禁が生み出した闇黒領域を粉々に砕くほとのもので、マーリンは敗北を確信します。
 <原初の魔神>の出現は、キャメロットから離れた場所にいるエリザベス達も感じていました。キャメロットで何かが起こっていることは確実で、エリザベス達はキャメロットへ急ごうとします。そのとき、ホークの目から光が溢れ出し、バンが煉獄から戻ってきます。バンは、メリオダスの感情が無事だったことをエリザベスに告げ、エリザベス達にメリオダスの元へ急いで向かうよう言います。バンは、やるべき目的を果たしたら合流すると言って別れます。
 魔神族の軍勢と、聖騎士達との戦いには、妖精族及び巨人族の軍勢が加わっていました。戦いは激烈を極めています。背中の羽根が成長したエレインは、戦いの主戦力として活躍していました。しかし、メラスキュラの「怨反魂の法」で仮初めの命を与えられた状態のエレインは、力の限界が近付いており、とうとう力尽きて羽根が消え、空から真っ逆様に落ちて行きます。そこへ突然現れ、周囲の魔神達を一瞬て蹴散らし、落下するエレインを受け止めたのはバンでした。バンを見たエレインは、うれしいと言い、バンに触れようと手を伸ばしますが、途中で力尽きます。バンは、「強奪」の魔力を反転させた「贈与」で、自身に宿る生命の泉の力を全てエレインに与えます。生命の泉の力を得たエレインは生き返ります。バンはエレインにキスをして、2人は抱き合って喜びます。

 以上が、鈴木央さんの「七つの大罪」第35巻の物語です。
 キャメロットで繰り広げられているマーリンと仲間達、対、ゼルドリスと仲間達の戦いは、一進一退の互角の様相です。キューザック及びチャンドラーが融合した<原初の魔神>は強そうですが、タイミング的にはそろそろメリオダスが戻ってきそうですから、何とかなるでしょう。
 煉獄から戻ったバンがエレインの元に駆け付け、生命の泉の力をエレインに与えて生き返らせる、この展開は良かったですね。久し振りに涙腺が緩む場面でした。これでバンは不死という特性を失ったわけで、今後の戦いで死ねなくなりました。煉獄でかなりパワーアップしてそうですが、死ねないというのはかなり戦いに緊張感が出そうです。
 各地に散っていた戦場が、キャメロットに集約されてきました。次巻では、そろそろメリオダスが復活しそうに思いますが、どうなることでしょう。完結まで残り6冊です。